- できるなら誰からも忘れられて消えたい
- 毎日涙が出る
- 何のために生きているのかわからない
- 食べることにすらエネルギーがいる
- 生きていることすらしんどいからこのまま消えてしまいたい
InstagramLIVEで20代のそんな体験を話したら、多くの方が
「消えたいのわかる」
と共感を示してくれました。
そして、
「どうやってそんな状態から抜け出したんですか?」
と質問をいただきました。
答えは「気逸らし」です。
気逸らしはスキルで誰でも習得可能だと思います。
冒頭のような状況の時、またそこまでではなくてもしんどい時、辛い時、ついその感情が自分を100%満たしていてそれがずっとずっと途切れる間もなく続いているような感じに陥ってしまいますが、実はそんなことはありません。
波のように、強くなったり弱くなったり、忘れていることすらあります。
ずっとじゃないのです。
でも、ついずっとだと思い込んでしまいます。
幸いにも私は大学〜大学院で心理学のかけらを学んでいて、何か物事の流れを変える時の有効な手立てとして「例外を見つける」ということを知っていたので、自分がしんどい状況にありながらもそれがそんな感じられない時を見つけては「あ、今ちょっと軽いな」「あ、この瞬間考えてなかったな。」と意識していました。
そして、さらにそれを増幅させるにはどうしたらいいかを考えていました。
これが「気逸らし」の技術です。
しばらくしんどい状態が続きましたが、抜けました。
多くの人が状況を変えるのに
が必要だと思っています。
そんなもの一つも入りません。
実際、私の性格は全然変わっていません。
相変わらず、臆病でぐうたらです。
今でも自信はないし、苦手なことや自分のうまくできなさそうなことからは逃げています。
だけど、しんどさからは抜けました。
「気逸らし」が上手になったからです。
自分にとっての長く続いてほしい状況をなるべくたくさんつくるには「例外」に気づく、そして実践する。
ただし、中には「しんどさ」にあまりにも慣れすぎていてしんどさがないと不安という人がいます。
その人にとっては不安定が安心で、安定が不安なのです。
そういう人は、まず自分は不安定になることに慣れすぎていることを自覚します。
そこからです。
知識と、スキルと実践です。
この話をしているInstagramLIVEはこちらです。
1年間ちょっと意識してみてはいかがでしょう。