宿題をやるのに全く集中しません!
ほんとに腹が立つ!小1女の子の母
先に話を聞くと取り組める子がいます。
ええ。わかります。そんなことばっかりです。
勉強に向かうというのは実はすごくハードルの多いものかも知れません。
学習指導をする時、小学校低学年ですぐに学習に入れる子は稀です。
まず、おしゃべりをします。
お家にお伺いする場合だと、
いそいそと遊び道具(バトミントンや折り紙や塗り絵やなんか色々。)を持ってくることもよくあります。
今まで人としてのチュートリアルをしてきた子どもたちにとって、生きて、元気で、とりあえず人を傷つけない。
そして、食べる、着る、出す、の習慣がつく練習とは違います。
小学校では
これが求められます。
で、家に帰る。
家は学校に行くようになっても幼稚園、保育園と同じように存在してます。
学校で楽しかったり、新しいことを学んだり、と心も身体も頭も疲れています。
今までと変わらない家に帰ったのに、何?宿題ってー!
ということで
なかなか座りもしないし、じっとしないし、30秒に1回は立ち上がるし…な事になります。
大変です。
というわけで、すっと宿題に向かえるのってなかなか難しいことだったりします。
発達障害の子だと尚更です。
姿勢を保つのが苦手だったり、疲れてて思考力も集中力も切れてたり,握力が弱くて鉛筆をうまく持てなかったり、音が気になったりそわそわしたり…
そういうのを全部押さえての宿題。
大変。
でも、わかってるけどほんっとイライラしちゃうんですよねー。
集中して取り組めば5分くらいの宿題に30分もはたまた1時間もかけてる。
やっと終わったと思ったら遊ぶ時間が減った!と怒りだしたり。
なので、子どもの大変さに思いを馳せつつ、薄目で見るのはどうでしょう。
そして、外注を検討しましょう。
イライラする陰に自分への評価が混じっているかもしれません。
考えてみてもいいかもしれません。
ちなみに、息子は3時間くらいかかってました。
もちろん、私もイライラしました。
まずは
環境を整えるのがオススメです。
集中できる場所、時間、人、やることの順番は?
道具は?
認知的負荷は減らせる?
宿題の量は?
注意点で妥協できるところは?
発達具合は?
そして、親自身の問題を重ねてないかな?
こんなことをよくよく見たり考えたり試したりして、少しずつ変わります。