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発表会当日「出たくない」と泣く息子に、母は何をしたか 2018年8月公開記事

2023/06/07


ピアノの発表会当日…。

出たくない

と泣く息子…。

刻々と迫る時間。


あなたなら、どうしますか?


結局、息子は発表会に出ました。



終わった後には、

来年はどの曲にしようかな~?

なんて言う始末。


わお!何があったんだい?

と、内心思いつつ、

ほんまぁ~。

何がええかねぇ~。

と返事をしておきました。


多分、

出たくない

と泣いていたときに

どしたん?

大丈夫じゃけぇ。

がんばってみんさい!

とか

何言いよるん⁉

先生が待っとってよ。

迷惑かかるけぇ行こう‼

とか

自分がちゃんと練習せんかったけぇじゃろ⁉

しょうがないじゃん!

もういいけぇ、行くよ!

なんて言っていたら…息子はそのままピアノの発表会に出なかったでしょう…。


じゃあ、何をしたかというと。

出たくない

と泣き出してから

2時間、ひたすら気持ちを汲み取りました。

そうなんじゃ。

いやなんじゃね。

それって、怖いってこと?

そっかあ。

かあしゃんの思ったこと言ってもいい?

うんうん。

そういうふうに思ったんじゃね。

正直、時間は気になったし

え、なんで今さら?!

とは思ったけど、

それは、まあ仕方ない。


息子としても「今」だったんだと思うし。


一番考えたのは

「発表会に出る」が正解ではない

ということ。


確かに先生がたに迷惑はかけるけど

迷惑と息子本人の成長は関係ない、と思いました。


それに、迷惑をかけたときのために親である私と夫がいるんですもんね。


息子にとって、発表会に出たとしても、出なかったとしても、どちらも成長につながるし、そこにつながるように支援するのが私の仕事かな、って思いました。


実は、家で話し合った結果

今回は出ん

と息子は決めたんです。


ただ、私が代わりに先生に伝えるのは違うと思うので

(これは、今回に限らず普段のお休みや時間などの変更などでも息子が自分の意思で「なにか変えたい」と思ったときには付いて行くことはありますが、必ず自分で言ってもらいます。)

わかった。

じゃあ、自分で先生に伝えてね。

と、伝えました。


自分で言うのはいつものことだし、ここまで全部息子の考えも気持ちも全部肯定したので

すんなり会場まで行きました。


あとは、先生にお任せするつもりだったので、自分で

今回は出ません。

と先生に伝えた息子は、

先生に

大丈夫。ここまで練習してきたんじゃけぇ。

とりあえず、出てみんさい。

と先生に言われ、観念したのか楽譜を見ながらエアーで練習してました


ま、結果的には冒頭のようになったんですが、非常にいい経験になりました。


子どもが何か予定と違うことを言い出した時、つい相手方があることならなおさら

迷惑がかかるなど考えてしまうし言ってしまいますよね。


でも、そうすればそうするほど子どもは自分のことを全くわかってもらっていないと感じ、ますます主張し始めます。

  • 閉じこもったり
  • 暴れたり
  • 大声で叫んだり

自分のことをわかってもらえたと安心できるまでそれは続き、エスカレートします。


確かに、うちの息子はおとなしい方ので

このくらいじゃ済まんよ。

どんだけ、話を聞こうとしてももう暴れて手がつけられん

というふうに思われるかもしれません。


だから、そういうときのために普段から

気持ちと考えは全部肯定する

これをするんです。


気持ちに間違いはありません。


へぇ~。

そう思うんだね。

その気持は○○っていうんだよ。

という風に言います。


これをいつもしていると、

自分の気持ちに対して否定されない=自分の気持ちは感じてもいいもの

と感じることができるので自己肯定感を養うことができます。


つまり、生きている価値のある存在として自分を捉えられるんです。


というわけで、普段から気持ちと考えは肯定する。

困ったときはなおさら肯定する、です。


まとめ


子どもは親を困らせるんじゃなくて、つながりを求めているんです。

そのつながりを切ってしまうと、子どもは不安になってますます行動をエスカレートさせていきます。

子どもは伝え方は上手ではないかもしれないけど、未熟な存在ではありません。

子どもには子どもの言い分と考えとがあります。

それを全面的に肯定してもらったとき初めて人の話を聴くことができるのです。


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