「もっと理不尽な育てられ方をしたかった」
これが、息子からの17年分の子育ての通信簿でした(笑)
昨今の子育てでは、子どもに強制的に何かをさせることは、あまり良いものとされない傾向があります。
私が子どもの頃(昭和56年・1981年生まれなので、だいたい30〜40年前くらいでしょうか)は、先生は竹刀を持って歩いていたし、男子はビンタされていました。
友達でも、親の言うことを聞かなかったら
外に出されて家に入れてもらえないとか、
部屋に閉じ込められるとか、
そういうことが当たり前にありました。
私にとっても、親は「逆らえない怖い存在」でした。
皆さんの子どもの頃はいかがだったでしょうか?
それが今では非常識となり、
子どもの人権が守られるようになり、
親は怖い存在ではなく
子どもに寄り添い、守る存在として
受け止められるようになりました。
少なくとも、表面上は。
私が息子を産んだのは17年前。
私は、自分の育てられ方がとても「わかりにくかった」と感じていました。
そのせいで、余計なエネルギーをたくさん使ったな…と思っていました。
だから、
「子どもにはそれはやらないでおこう」
「できるだけわかりやすく育てよう」
そう考えて、
このあたりを意識して育ててきました。
…とはいえ、もちろん全部うまくできたわけではありません。
「こんなふうに育てたいんじゃないのに……」
と涙したことも何度もあります。
ちなみに、私が息子にキレて
ノートパソコンを窓から投げ捨てたエピソードは
なぜか受講生さんを勇気づけているようです(笑)
息子は、
ものすごく突出したところがあるわけでもなく、
特別に賢いわけでもなく、
察する力がすごく高いわけでもありません。
でも、
優しくて
公平で
事実を重んじて
人を一方的にジャッジしない。
一人ひとりの良いところも、
自分とは合わないところも、
「そういう人なんだな」と
そのまま受け取れる人に育っているように思います。
さて、そんな息子も
もうすぐ17歳。
家を出て寮で生活し、
たくさんの同級生と暮らす中で、
「自分は周りとちょっと違う」
ということに気づいたようです。
思春期らしい気づきです。
メタ認知が育ってきたのだと思います。
その中で、
そんなところにも気づいたようです。
そして、
「このままだと友達に迷惑をかけてしまうんじゃないか」
「嫌われてしまうんじゃないか」
と、ちょっと戦々恐々としている様子。
そして行き着いた結論が、

うちはあまりにも民主的すぎて、
親の理不尽な強制力がなかったから
みんなと違ってしまったんじゃないか?
というものでした。
そして出てきた言葉が、冒頭のこれです。
「もっと理不尽な育てられ方をしたかった」
これが、息子からの
17年分の子育ての通信簿でした(笑)。
こんな話が普通にできる。
それだけで、私は
「やっぱり民主的な子育てでよかったな」
と思っています。
とはいえ、息子本人は
それなりに悩んだり、自信が揺らいだりしているようですが。
さて、長くなりましたが
タイトルに戻りましょう。
子どもへの強制力は、あっても良い。
私はそう思っています。
ただし条件があります。
嫌味を言わないこと。
当てこすりをしないこと。
人前で、謙遜のように見せかけた貶めをしないこと。
子どもはやはり、
そういう存在です。
だからこそ、
親の介入や、ある程度の強制力は必要だと思います。
逆に、必要ないのは
「わかりにくい関わり方」です。
こういうものが入ると、
子どもは本当に混乱します。
そのためには、
大人の方に
「自分の気持ちに気づく力」
が必要です。
ところが、この力は
今かなり衰えているように思います。
なぜかというと、私たちは
理不尽を受け入れて
相手を怒らせないようにして
反省している“ふう”を見せて
様子をうかがいながら
余計なことを言わないようにして
ずっと「相手ありき」で
自分の態度を決めて生きてきたからです。
人のために人生を生きていると、
自分の「感じ」がわからなくなります。
まずは、
「寂しい」
「悲しい」
「恥ずかしい」
「認めるのがつらい」
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